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平成28年度林業普及指導職員 関東・山梨ブロックシンポジウム~最優秀賞は栃木県~ 2016/11/01

 平成28年度林業普及指導職員 関東・山梨ブロックシンポジウム(開催県:千葉県)が、10月26日(水)に、千葉県千葉市で開催されました。
 各県の普及指導職員が取り組んでいる活動内容の発表では、栃木県(関谷夕香氏)の「とちぎの林業人材の確保・育成等に向けて」が最優秀賞に選ばれ、12月1日に開催される「林業普及指導員全国シンポジウム」(林野庁主催)で関東・山梨ブロック代表として発表することが決まりました。

<発表者及びテーマ>(敬称略)
○山梨県中北林務環境事務所 森林総合管理士 武居正道
 「中北地域における広葉樹林利用促進のための人材育成の取り組み」
○茨城県県央農林事務所水戸林業指導所 専門員 市村よし子
 「コンテナ苗生産拡大に向けた取り組み~若手生産者の育成に向けて~」
○栃木県県北環境森林事務所林業経営課 副主幹 関谷夕香
 「とちぎの林業人材の確保・育成等に向けて」
○神奈川県県西地域県政総合センター森林部森林保全課 主任技師 安松慶直
 「資源循環を行う人工林の、公的管理から民間管理に向けた人材育成の取組み」
○東京都産業労働局農林水産部森林課技術支援担当 課長代理 郡司正隆 
 「高校生を対象とした林業機械研修」
○埼玉県秩父農林振興センター林業部 林業普及指導員 田畑琢己
 「秩父地域における人材育成の取組」
○千葉県北部林業事務所 上席普及指導員 森 浩也
 「都市部の森林整備を担う人材育成について」
○群馬県渋川森林事務所 主幹 星野 勝
 「ヒノキ植栽地における獣害防止対策について―「ブロックディフエンス」の試行―」
<参考発表>
○関東森林管理局森林総合管理士資格取得に向けた支援チーム アドバイザー
 茨城森林管理署長 下平 敦
 「林業成長産業化のためにフォレスターを増やす!」

<最優秀賞>
 栃木県・関谷夕香氏の「とちぎの林業人材の確保・育成等に向けて」
 選考理由:
 栃木県では、県の将来像の実現に向けた県政の重点戦略となる「とちぎ元気発信プラン」や、人口減少問題の克服と地域の活力維持を目指す県版の“まち・ひと・しごと創生総合戦略”となる「とちぎ創生15(いちご)戦略」、更に、森林・林業・木材産業の目指す方向を示す「とちぎ森林創生プラン(以下創生プラン)」の3つの施業方針を策定しました。
 何れの方針においても、林業・木材産業の成長産業化を共通目標とし、その実現に向けた成果指標の1つには、新規林業就業者数を設定したところです。
 特に、創生プランでは、皆伐の積極的な導入による素材生産の増産、造材の多様化等の川上の経営力の強化を最優先に捉え、素材生産の中核を担う林業事業体を支える林業人材の確保、育成等については、経営力強化の一つの取り組みツールとしています。
これらの基本的な考え方・目標を背景に、①森林経営計画提案や作成を担う森林施業プランナー(現在全県で30名)の育成研修、②フォレストワーカー確保(現在全県で666名)のための高校、大学等への林業就業説明会等の開催、③研究研修機関等と連携したワーカーの技能取得、④関係団体、大学と連携した林業女子育成の取組⑤学生を対象にした林業ステイ(事業体、林家へのホームステイ)の実施等、幅広く林業実務者の育成に取り組んでいる実態の報告がなされました。
 これらの取り組みの成果・課題がわかりやすく取りまとめられ、今後取り組むべき課題が自然と浮かび上がってくるわかりやすい報告でした。
 発表内容も良く整理され、発表もわかりやすく、審査員4名の評価もほぼ一致し、また各都県の投票結果でも上位の票が集まり、最優秀発表として選定されました。
 各県の投票では次点に若手育苗者の林研グループ結成を実現した茨城県が入りました。その他、千葉県の発表内容が都市部の森林整備を担う人材育成に幅広く取り組んでいることが評価されるという意見も出されました。
  来年のシンポジウムは東京都が担当することとなりました。 
 

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