林業普及情報

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表題 環境と林業経営が両立する持続可能な森林づくりに向けた人材育成システムについて~スイスに学ぶ森林管理制度と人材育成~
出典 平成28年度 全国林業普及指導職員 活動事例集(発表要旨)発行/全国林業普及指導職員協議会
執筆 奈良県北部農林振興事務所 農林普及課 主任主事 植田 拓也
本文から  奈良県林業は吉野材に代表される高級材の産地として木材生産に取り組んできたところであるが,林業を取り巻く情勢の悪化や森林所有者の高齢化・世代交代による意欲低下により施業放置林が増加している。現在,各種補助金事業を利用した森林整備を実施しているが,限定的な対処にとどまっており,今後,奈良県に適した森林管理制度の確立が求められている。
 一方,ヨーロッパでは,従来の育成単層林施業によらない「近自然森づくり」といわれる新たな森林管理制度を導入している国もある。中でもスイスでは,森林管理制度を支えるフォレスターを始めとした人材育成システムが確立されている。スイスと奈良県は森林所有形態や地形的条件等共通する点も多いことから,奈良県では,スイス・ベルン州の協力のもと,森林管理に関する研究を行っており(平成27年にはベルン州と友好提携を締結),今後,「(仮称)奈良県フォレスト・アカデミー(林業大学校)」の開校を検討するなど,林業活性化に向けた人材育成の取組を進めていくこととしている。
ファイル名 サイズ 更新日時
H28_29奈良.pdf 915 KB 2017/04/04 14:30:10