林業普及情報

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表題 【山口県の事例】間伐支援用データ<収集調査・報告> その2
出典 間伐の際のバイオマス生産量の把握、素材生産功程調査、バイオマス生産功程調査
執筆 山口県林業指導センター
本文から ■調査目的■
北海道の主要な造林樹種の一つであるカラマツを対象に、間伐する際にどれだけのバイオマスが生産されるかを把握するため、素材生産功程調査、バイオマス生産功程調査を実施。
■調査結果の概要■
・24年生のカラマツ、蓄積330.8m3/haを材積間伐率27%で間伐したとき、用材約90m3/haに対し乾燥重量で約22t/ha(約150m3)のバイオマスが得られた。これは4tトラック約25杯分に相当する。なお、バイオマスの内訳は、重量ベースで枝条:端材:末木≒3:4:3であった。
・端材のかさ密度(=1m3あたりの重量)は枝条の4倍、末木の26倍であった。バイオマスの中では最も低コストで収集・運搬が可能であると思われる。
・1時間あたりのチップ化生産性はおおよそ3tから4tであり、チッパーを1日6時間稼動させるとすると、1ha分のバイオマスは1日で処理できる計算になった。ただし、今回使用した移動式チッパー(フルカワパワーチッパFPC1600)では、元口径が20cmまでしか粉砕できないため、それより太い端材を砕くにはチェーンソーで介助するか、別の機種のチッパーが必要である。
・造材後、バイオマスを2ヵ月半ほど土場で自然乾燥させることで、含水率が14~20%減少した。また、枝条と末木はチップ化により6割から8割ほどかさが減り、逆に端材は3倍になった。つまり、枝条や末木はチップ、端材は直積みの方が、より運搬効率が高いと思われる。


ファイル名 サイズ 更新日時
山口県の事例-その2.pdf 227 KB 2008/05/20 00:00:00