林業普及情報

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表題 【岐阜県の事例】間伐支援用データ<収集調査・報告> その2[岐阜県]
出典 森林資源量(バイオマス量)調査と集材・造材・運材作業功程調査
執筆 岐阜県森林科学研究所
本文から ■調査目的■
林分ごとの森林資源採集量およびその間伐による搬出システムや搬出コストの把握などを実地調査により明らかにする。
■森林資源量(バイオマス量)調査■
【調査結果】標準木及び標準プロットより採取した材の材積・生重量・含水率及び乾燥重量の測定結果を表に示す。標準木の枝葉重量測定結果を表-6に示す。また、枝葉重量枝葉重量と胸高直径・樹高との関係を図-1~3に示す。D2H(胸高直径の2乗×樹高)と枝葉重量には強い正の相関が得られ、D2Hにより枝葉量を推定することが可能であることが分かった。
■集材・造材・運材作業功程調査■
【調査結果】①集材/集材は下げ荷のランニングスカイライン架線集材で4線で行った。実走行で伐倒方向による差が生じるのではと予測したが、作業性に明らかな差は認められなかった。②造材/列状間伐で斜面上側に伐倒、下荷集材した材の元口側をつかんで造材する場合と、斜面方向に伐倒して下荷集材した材の梢端部をつかんでから造材する場合で、作業生産性の比較を行ったが、プロセッサによる造材では、つかむ位置が梢端側か元口側かによる造材処理時間に違いは認められなかった。しかし、列状間伐の集材と連携作業では、梢端側から集材した場合、プロセッサの集材待ち時間が、元口側から集材した場合に対して、平均で2倍以上の待ち時間が生じた。③積み込み/10トントラックの積載材積は、2車平均で9.8m3/車、本数で86本/車であった。この積載に要した時間は、平均で573秒/車、62m3/時であった。4トントラックでは、7.1m3/車、63本/車となり、積載に要した時間は、460秒/車であった。④運搬/積載時の平均走行速度は、未舗装林道で15km/時、舗装林道で28km/時、村道で35km/時、2車線の地方道は52km/時であった。空車で戻りの平均走行速度は、舗装林道28km/時、村道35km/時、2車線地方道50km/時であった。

ファイル名 サイズ 更新日時
岐阜県の事例-その2.pdf 1244 KB 2008/05/20 00:00:00