| 表題 | ヒノキ人工乾燥材生産マニュアル [福岡県] |
| 出典 | 福岡県森林林業技術センター 普及資料:2008/03 |
| 執筆 | 福岡県森林林業技術センター |
| 本文から |
はじめに ヒノキはスギと並んで日本の代表的な木材です。その材質は通直、肌目は緻密で強度が高く、特有の芳香と光沢があり、耐久性が高いことでも知られています。 ヒノキの乾燥を高い温度で行うと、特に材のつやや耐久性といったヒノキの優れた特徴を損なうおそれがあります。このため、ヒノキの乾燥にあたっては、温度の高さや乾燥時聞に留意することが重要です。 このマニュアルでは、ヒノキ柱材を対象として、特に材色の変化を抑えることを目的に60℃以下の温湿度条件で行う中温乾燥方法について紹介します。 併せて、背割りを行い短期間で乾燥を行った参考例や、中温乾燥方法を行った乾燥材の材色や割れ発生量について他の乾燥方法と比較した結果を掲載しています。 ヒノキ柱材の人工乾燥 乾燥スケジュール 緩急温度は60℃一定に保ち、湿球温度を徐々に下げ、含水率20%以下にまで乾燥させるスケジュールを紹介します。 12cm柱材(無背割り材)の乾燥スケジュール(或初期含水率46%、目標含水率15%の場合)・・・・ 乾燥による材色・割れ 材色 下のグラフは色の変化を調べたものです。天然乾燥を基準に考えると、乾燥温度が高くなるに従って心材・辺材ともに色の変化が大きくなっています。 割れ 乾燥による割れは、背割りを入れない場合完全に防ぐことは困難です。中温乾燥において大きな割れを発生させないようにするには、乾燥条件を急激に変化させるようなことは避けるぺきです。 乾燥前処理 天然乾燥 中濃乾燥の前に天然乾燥を前処理として行うことで、初期含水率が下がり、人工乾燥の時間を短縮できます。 高温低湿処理 材面割れ抑制用に高温低温処理を行ってから、高温又は中温で人工乾燥を行います。 材面別れは非#に少なくなりますが、短時間ですが高温にさらされるためある程度の変色は起こります。 乾燥にあたっての留意点 木材を乾燥することは、材の中の水分を取り除けば良いというわけではありません。やり方を誤ると、・・・・・ |
| ファイル名 | サイズ | 更新日時 |
|---|---|---|
| 福岡_普及資料06F.pdf | 1714 KB | 2010/02/17 11:27:52 |