| 表題 | 八重山森林組合林業研究会(平成19年度 全林研会長賞)沖縄県 |
| 出典 | 林業グループ活動・研究事例集(平成19年度)/全国林業研究グループ連絡協議会刊/2008年6月/P223-227 |
| 執筆 | 八重山森林組合林業研究会 沖縄県石垣市 |
| 本文から |
1.地域の概要 私達が活動している八重山諸島は沖縄本島から南西約410kmの距離にあり、石垣市、竹富町、与那国町の一市二町、・・・人口は今年の5月末でおよそ53,000人となっている。 総面積は沖縄県全体の約4分の1にあたる591.8km2、森林率約60%と、沖縄本島北部に次ぐ森林地域である。 活動の中心となっている石垣島には、沖縄最高峰の於茂登岳(526m)に代表される山々が連なり、リュウキュウマツや照葉樹のカシ、イタジイ等の樹木が生い茂っている。・・・ 亜熱帯海洋性気候という恵まれた環境の中、パイナップルやマンゴー等の熱帯果樹生産や、モズクの養殖、『石垣牛』というブランドに代表される畜産業も盛んである。また、・・・年間70万人の観光客が訪れ、第三次産業に大きな効果をもたらしている。 このような場所で、造林、木材生産、病害虫防除などの林業活動を行っているが、本地域は台風常襲地帯であり、また、冬季の季節風が強く気象書を受けやすい場所でもある。・・・ 2.グループの概要 私達のグループは、林業に関する知識と技術の習得研債を目的として、平成6年の5月に森林組合職員と作業班員の8人で結成し、活動を展開してきた。 途中、社会情勢の厳しい環境の中で、事業等の減少により、技術研鎖を目的に集まる機会が減り、活動が停滞した時期もあったが、現在は林業に興味を示す地元や他府県の若い層のメンバーが増え総勢11人で活動している。・・・ 3.島のものは島で、自分たちのものは自分たちの手で 八重山森林組合では、苗木や木炭等の生産販売、島産材の販売を行っており、平成16年度に沖縄林業構造改善特別対策事業で、緑化木の生産施設と木質堆肥用の木材チップを生産するためのチッパーシュレッダーを導入した。・・・ 4.島産チップのさらなる有効活用を このような折、知り合いの畜産農家がオガ粉を牛舎の敷料として使用しているという話を耳にした。・・・八重山地域では、牧草生産が一年中可能であることや広大な牧野があることから古くから畜産業が盛んであり、肉用牛では飼育頭数で県内の44%を占めている。畜産業では、家畜の保温や糞尿処理などの面から敷料が有効と言われている。・・・ そこで、私たちは研究会の中で検討し、木材のチップを牛舎に敷くことを提案した。現在、堆肥舎の中で腐朽するのを待つだけのチップを敷料として利用出来れば、チップの有効利用につながる。・・・ |
| ファイル名 | サイズ | 更新日時 |
|---|---|---|
| 林研2007_223_227.pdf | 127 KB | 2008/10/10 17:23:32 |