林業研究グループの活動事例情報

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表題 諸塚村林業研究グループ会議(平成19年度 全林研会長賞)宮崎県
出典 林業グループ活動・研究事例集(平成19年度)/全国林業研究グループ連絡協議会刊/2008年6月/
執筆 諸塚村林業研究グループ会議 宮崎県諸塚村
本文から 1.地域の概要
 諸塚村は、宮崎県の北西部に位置し、標高1,000m級の山々に囲まれた人口約2,000人の村です。
 総面積18,759haの約95%に当たる17,775haが山林という本村は、「林業立村」を掲げ、林業、椎茸、畜産、お茶を四大基幹産業に位置づけ様々な施策を立案・推進しています。中でも椎茸栽培は、300年以上の歴史があり、昭和30年代から盛んに行われたスギやヒノキ等の人工造林地としいたけ原木となるクヌギ林が織りなすモザイク林は、本村の大きな景観の特徴となっています。また、平成16年10月には村ぐるみとしては全国で初めて環境に配慮した森林管理が行われているとしてFSC森林認証を取得しており、さらに翌17年11月には認証林から伐採されたクヌギ等の原木から生産される椎茸を対象にした世界初となるCoC認証も木材と併せて取得しています。・・・
2.グループ結成の経緯
 諸塚村林業研究グループ会議の一員である私たち「七ッ山婦人加工グループ」は、村の中でも公民館活動が活発な七ッ山地区に存在し、婦人会活動も盛んに行われている地域です。今から約20年前の昭和57年、主力産業であるスギや椎茸の価格下落を受け、生産者の収入を増やすことを目的に七ッ山婦人会の下部組織として発足しました。・・・
3.グループの活動状況と成果
 村の特産物である椎茸、タケノコ、ぜんまい等の山菜をふんだんに使い、特徴ある商品を開発しようと活動を始めることになりましたが、・・・
 試行錯誤の毎日が続く中、私達の地域での活動が評価されることになり、昭和59年には県から「新ひむかづくり運動」の第1号の指定を受け、昭和62年には宮崎日日新聞農業技術賞を受賞しました。また、同年念願であった加工施設の建設が実現したことから、その後のグループ活動に弾みがつき、現在までに「生みそ」「柚子こしょう」「みそ漬け」「すしの具」「風味漬け」など30種類の商品を開発し、製造・販売を行っています。
 ・・・平成16年に宮崎日日新聞社主催の「元来その地域にあるものを活かした地域おこしを考えよう」というフォーラムで、「あるもの探し」のパネリストとして出演したことが縁で、・・・徐々に顧客も増えて、現在では通信販売が出来るまでになり、特に素朴な味と香りが好評を得た「ゆずこしょう」や「みそ」は、スーパーとの直接取り引きを行っています。また、商工会連合主催の「起業オークション」では、私達の開発した商品の購入者を募集したところ、たくさんのサポーターに賛同していただき、この時のサポーターの皆さんには煮しめの真空パックやよもぎ団子、焼き豆腐など地元に伝わる料理をセットにした「ふるさとサポーター便」を年に4回発送し喜んでいただいています。
 そのほか私達会員のレベルアップを図るために、毎年研修も実施しています。・・・
ファイル名 サイズ 更新日時
林研2007_214_218.pdf 137 KB 2008/10/10 17:21:25