林業研究グループの活動事例情報

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表題 愛媛県林業研究グループ青年会議(全林研会長賞)
出典 林業グループ活動・研究事例集(平成19年度)/全国林業研究グループ連絡協議会刊/2008年6月/P186-190
執筆 愛媛県林業研究グループ青年会議 愛媛県上浮穴郡久万高原町
本文から 1.地域の概要
 愛媛県は、・・・森林は、県土面積57万haの71%にあたる40万haである。このうちの90%を占める民有林においては、人工林率が62%と高く、木材の生産量、製材品の出荷量など全国で十指に入るなど全国有数の林業県である。・・・
2.愛媛県林業研究グループ青年会議
 愛媛県林業研究グループ青年会議は、若い林業者の連絡協調を図り、次代の明るい林業を築き上げるため、多角的かつ明るく活動する事を目的に、平成4年9月に発足した。
 ・・・平成15年に構成員の再編成を行い、本気で林業を考える11名で再スタートを切った。その後2名の入会があり現在は13名の会員で活動を行っている。・・・
3.活動の取り組み状況
 ・・・年に数回集合して意見交換をし、その中で活動テーマや目的等を位置づけている。当協議会の現段階での活動のテーマは、「低コスト林業」であり、その一環として「列状間伐」「低コスト路綱の開設」等の実証活動を行った。・・・
(1)調査・実証活動
① スイングヤーダを活用した列状間伐
 近年の木材価格の低迷により、従来の単木的な定性間伐では、採算があわないことから列状間伐が全国的にクローズアップされている。そこで、コスト低減と機械作業システムを確立していくために列状間伐の検証を行う必要があると考え、スイングヤーダーを使用した列状間伐の試験を行った。・・・
② 大正町方式による作業道の開設に係る実証活動
 コスト削減や機械化を進めていくために欠かせない作業道について、「壊れない低コスト路綱の開設方法」と題して、高知県の旧大正町方式の工法を実証した作業道の開設状況について研修を行った。・・・
(2)会員の個々の主な活動について
① 優良品種への取り組み
 収益に繋げるには品種が重要であると考え、県内で優良品種を選抜し、挿し木苗を生産し販売するほか、自己所有林に植林して優良材生産を行っている。・・・
② コスト低減に向けた取り組み
 搬出間伐のコスト削減に向け、積極的に作業路を開設し、強度間伐に取り組み、施行地を展示林として開放している。・・・
③ 間伐材の活用(ログハウス造り)
 間伐材の有効利用を図るため、ログハウスをつくり、活動の拠点とするほか、地域の交流の場として利用してもらう計画をたてている。・・・
ファイル名 サイズ 更新日時
林研2007_186_190.pdf 135 KB 2008/10/10 17:00:12