林業研究グループの活動事例情報

詳細表示

表題 美里林業研究グループ(全林研会長賞)
出典 林業グループ活動・研究事例集(平成19年度)/全国林業研究グループ連絡協議会刊/2008年6月/P134-138
執筆 美里林業研究グループ 三重県津市美里町
本文から 1.美里の山林・林業の現状
 私たちの地域、三重県津市美里町は、旧安芸郡美里村で、一昨年の1月1日に合併したところです。位置は、三重県庁所在地、津市の中心部から30分程度ですが、戸数1,360戸余り、人口約4,160人、山林が全体の76%という山間地で、過疎化、少子化、高齢化が今なお進行中の小規模地域です。
 若い者たちの多くは、津市街地に勤め、・・・
 林業については、美里地域の76%を占める森林のうち、人工林が73%、スギとヒノキの割合が半々、1戸当たりの所有山林は、5haまでがほとんど(88%)の小規模状態です。人工林の樹齢は、50年生が多く、・・・
2.美里林研のこれまでの活動と現状
(1)設立期からの活動
 「美里林研」の創立は、昭和59年3月22日、会員35名でした。創立の頃は、まだ会員の年齢も若く、いろいろな活動もしてきました。・・・
(2)現会員の状況
 創立時の会員は35名。平成12、13年ごろは45名ほどにも増えたのですが、その後は減り続け、23年たった今では30名です。今では、会員の年齢も高齢化し、ほとんどが60歳、70歳代です。
 林業経営に対する意欲も薄れ、県や森林組合の方の講話を聞くことや日帰りの視察研修、それに懇親会と親睦を大事にするような活動となっています。
 昨年18年度は、少々活動を見直してみようということになり、よその林研の活動を参考にしようと「他林研(芸濃林研)との交流」を行いました。・・・
3.子どもへの働きかけ
林業体験学習「山林を育てる」(対象者一美里町内3小学校5年生34名)
(1)この事業を考えたのは
 美里村の適切な学習林の購入によって
 美里村が合併前に道路を新設するために土地を購入したとき、隣接する山林も合わせて購入しました。その山林が手入れの遅れた40~50年生のヒノキ林で、初めは、役場へ「村の山林としては見苦しい。林研で整備しましょうか。」といっていたのですが、「ボランティアでしていただくのなら。」との返答で困っていました。・・・
(2)体験学習の目的、内容
 将来の地域を担う子どもたちが地域の山林に興味を持ち、山林の仕事などを理解し、これからの山林の問題について考える力を育てることを目的に実施しました。・・・
ファイル名 サイズ 更新日時
林研2007_134_138.pdf 117 KB 2008/10/10 15:07:24