林業研究グループの活動事例情報

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表題 特定非営利法人林林林(りんりんりん)(全林研会長賞)
出典 林業グループ活動・研究事例集(平成19年度)/全国林業研究グループ連絡協議会刊/2008年6月/P123-127
執筆 特定非営利法人林林林(りんりんりん) 静岡県藤枝市
本文から 1.地域の特徴と経済・林業上の問題点
 静岡県藤枝市北西部の瀬戸ノ谷地区は、滝ノ谷川の川沿いに点在する34戸107人の過疎地域で、産業は春の笥・茶・山菜「タラの芽、ワラビ、フキ等」、夏の二番茶、秋~冬にかけての椎茸の出荷で生計をたてている。経済的に決して豊かな地域でなく後継者はサラリーマンが多く、農林業に従事する世帯は2、3戸しかない。・・・
2.グループの結成の動機と組織・運営上の工夫、努力
(1)河川整備
 同地域には通称「滝ノ谷三山、菩提山・笠張山・高尾山」があり各山系には「滝ノ谷川、滝沢川、相賀川」があり上流域には風倒木が放置状態で河川整備を第一の目的で発足。
(2)里山育成
 林業の後継者難に対し街場の森林大好き人間が集い、4~5人のお助け隊を結成し、所有者と共に所有者主体の山仕事を手伝う。
≪組織・運営上の工夫、努力≫
(1)河川上流域を整備するボランティア要素を前面に出し賛同を得、地元有力者の囲い込みを最優先し人脈を活用し設立した。・・・
3.現在の計画的な学習活動・実践活動の状況・・・
(1)法人の例会として毎月第三土曜日、任意例会として毎月第二土曜日に開催。
(2)里山育成事業
① 森林対策事業(森林組合)16日 延べ68名
 ・平成18年度、施業地内に於いて地元小学校卒業記念植樹を実施、生徒30名、保護者28名と共にヤマザクラ60本の植樹、今後10年間の管理を地元老人会と協働で実施
② 竹林対策事業(藤枝市)5日 延べ16名
③ 循環型事業(有機資源業者)7日 延べ13名
 ・孟宗竹未使用材を粉砕し鶏糞を加えた堆肥を製造し地元有機野菜農家に提供
④ 森の力再生事業(静岡県)93日 延べ375名
 ・平成18年度より県税「森林(もり)づくり県民税」による「森の力再生事業」の事業化により農閑期の雇用対策による経済基盤の強化を図った。
(3)まちづくり事業
① 土窯造り(日本財団助成)18日 延べ82名
② 炭焼き(木・竹炭、4回)22日 延べ42名
 ・「竹林対策事業」で発生する伐採材を竹炭用炭材として使用し、床下敷炭として、また炭焼き時に発生する竹酢液をろ過精製し食用たけ酢、および浴用、園芸用竹酢液を製造し同地域山の市、そばや、有機野菜販売店「通販」にて販売。・・・
ファイル名 サイズ 更新日時
林研2007_123_127.pdf 115 KB 2008/10/10 15:05:24