林業研究グループの活動事例情報

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表題 白鳥町林生会(全林協会長賞)
出典 林業グループ活動・研究事例集(平成19年度)/全国林業研究グループ連絡協議会刊/2008年6月/P119-122
執筆 白鳥町林生会 岐阜県郡上市白鳥町
本文から 1.地域の概要
 岐阜県郡上市白鳥町は、長良川の源流域に位置し・・・面積の80%を山林が占める中山間地域である。
 人口は約12千人であり、面積は約19千haであるがその約8割以上が山林で占められている。そのうち人工林が7千ha、天然林が9千haである。人工林では杉やヒノキが主で広葉樹は1%にも満たない。所有形態別では、国有林が1千ha、県や町、財産区の公有林が3千ha、個人や公団、公社などの私有林が13千haとなっている。・・・
2.グループの結成
 ・・・昭和31年には、林業技術や林業経営の研究、改善によって、農林家経済の向上を図る目的に林業グループが結成され、主に植林事業に関わる研究活動を行ってきた。当時、植林する杉苗木は郡上5号という品種が主流であったが、・・・
3.活動内容 林業後継者育成
 現在、戦後植栽されてきた人工林の殆どが間伐時期を迎えており間伐の必要性及び緊急性について大きな課題となっている。・・・一方、都市では自然環境への関心が高まる中で、森林整備の重要性を訴える声も出てきている。
 こうした声に本会では、グリーンツーリズム認定のインストラククー免許を習得し、トレッキングや林業体験を企画・運営し、林業の重要性、森林の大切さを伝えている。・・・
4.間伐材の有効利用
 平成5年から木の燃料での活用を目的に、当時木材の搬出に使用していた木炭車を再現しようと一年かけて研究し、平成6年に木炭車「林生号」が完成した。・・・現在は、県森林アカデミーに寄贈し、教材として利用されている。平成16年からは、自作の炭焼き釜で、間伐材・(杉、ヒノキ)を利用した炭を作り、販売まで行った。・・・
5.山菜の販売促進
 平成19年度からは、近年の山菜ブームに目をつけ、平成18年度には、山菜をメインにしたイベント「山菜満菜フェスタ」を企画し、市外からの参加者を募集したところ73人が集まった。まずは、林生会インストラククーと共に山に入って山菜採集し、・・・
6.市有林の管理・研究
 平成6年からは市有林の管理委託業務を請負い、枝打ちや雪起こし等の作業を行っている。また、市有林内に、いろいろな広葉樹林(山桜、ヒノキ、トチ、ケヤキ等)を植樹し、白鳥町の気候にあった広葉樹はどんなものか、どのように活用できるのか研究調査を行っている。・・・
ファイル名 サイズ 更新日時
林研2007_119_122.pdf 104 KB 2008/10/10 15:04:16