林業研究グループの活動事例情報

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表題 自神森林組合青年部桧山グリーンツーリズム推進協議会(全林研会長賞)
出典 林業グループ活動・研究事例集(平成19年度)/全国林業研究グループ連絡協議会刊/2008年6月/P48-51
執筆 自神森林組合青年部桧山グリーンツーリズム推進協議会 秋田県能代市
本文から 1.地域の概要
 自神森林組合青年部の活動地である能代・山本地域は、秋田県北西部の日本海側に位置し、1市3町で構成されています。・・・
 ご承知のとおり県の木ともなっている秋田杉は、藩政時代から保護・育成されたものですが、評価の高かった天然秋田杉の資源量は現在わずかであり、これに代わるべく人工の杉に移行しつつあるものの、他県と同様、安価な外国産材との競争により、林業・木材産業は停滞しているのが現状です。
2.桧山グリーンツー リズム推進協議会設立の経緯
 自神森林組合青年部は森林組合の広域合併に伴い、平成8年に誕生しましたが、当地域においても、過疎化の進行と相侯って、農林業の後継者不足は深刻な問題となってきています。そのため、次の世代を担う地域の子供達には森林の大切さや農林業のすばらしさなどを伝え、また都会で暮らす子供達には体験を通して農林業の良さを知ってもらえるような活動を行いたいと、平成16年に桧山グリーンツーリズム推進協議会を設立しました。
3.活動内容
(1)しいたけ・なめこの植菌体験や収穫体験
 最初の1年目は、地元の小学校を対象に親子きのこ体験を実施し、次年度からは地域外の人も対象に、新聞で広くオーナーを募集して同植菌体験を実施しています。きのこの植菌に使用されるナラ材等は、会員所有の山林から伐採し、植菌体験指導や育て方についての指導をあわせて行っています。・・・
(2)山菜採取及び料理教室の実施
 都内からの修学旅行生や地元の小学生に対し、森林散策を兼ねた山菜採取と料理教室を実施しています。最近では、都内から来た子供達をはじめ地元の子供達でさえ山に入り遊ぶことが少なくなったため、山菜の名前や種類・生育場所などを教えています。・・・
(3)あけびのつるを利用した物づくりや木の枝を利用したクラフト体験
 アケビを利用した物づくり体験では、実際に山を歩きアケビのツルや実を収穫し、甘みのある実を食べながら、かごづくりを楽しんでもらっています。クラフト体験は、4月から12月の間、毎週末体験学習を行っています。・・・
(4)収穫体験等
 農業分野では、ほうれん草や枝豆の収穫体験、あきたこまちの収穫体験、そば打ち体験を行っています。グリーンツーリズムの拠点施設である農家レストラン・民宿「星場台」では、桧山そばと山菜等地元でとれた旬な素材を利用した季節メニューを提供しています。・・・
ファイル名 サイズ 更新日時
林研2007_048_051.pdf 97 KB 2008/10/10 12:40:23