林業研究グループの活動事例情報

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表題 釜石地方森林組合青年部はっぱの会(全林研会長賞)
出典 林業グループ活動・研究事例集(平成19年度)/全国林業研究グループ連絡協議会刊/2008年6月/P44-47
執筆 釜石地方森林組合青年部はっぱの会 岩手県釜石市
本文から 1.地域の概要
 ・・・釜石地方の総面積は、釜石市、大槌町を含め約6万4千haあり、うち森林面積は5万7千haと総面積の89%を占めており、岩手県平均の77%を大きく上回っている。内訳をみると、民有林、国有林別面積では民有林約3万7千ha(66%)、国有林約1万9千ha(34%)となっていて、民有林については人工林率が45.6%と県平均43.5%を上回っている。人工林樹種別構成はスギ53%、アカマツ35%、カラマツ10%の順になっている。このほか、良質材生産や複層林造成のためヒノキの植栽も行われてきた。
2.釜石地方森林組合青年部の結成と運営
 当青年部は、昭和49年に釜石市林業研究グループ(会員50名)として発足し、昭和60年には釜石市森林組合と大槌町森林組合の合併に伴い釜石地方森林組合青年部として、各地域の山林所有者及び後継者を中心に60名の部員で活動を開始した。その後、・・・平成7年に部員20名が結集し、釜石地方森林組合青年部として新たに活動を再開し現在に至っている。・・・
3.活動の状況
・・・
(1)元気な地域の森林づくりに向けて ~健康な森づくり推進隊~
 ・・・平成16年8月に釜石地方森林組合並びに県釜石地方振興局、釜石市、大槌町の林業関係職員からなる『釜石地方健康な森づくり推進隊』が結成されたが、当グループも同活動に参加し、友人・近所等への働き掛けを行い、間伐推進による地域森林の機能向上に取り組んでいる。
(2)異業種団体との交流 ~環境保全に向けた取組み~
 釜石市と遠野市との界に源を発する鵜住居川において、流域の豊かな自然環境の保全を目的として、10年程前から河口部に近い釜石市東部漁業協同組合の青年部とで、『森』と『海』の青年部の交流を図るために交流会を開催している。交流活動には各関係機関を合わせると40名ほどが出席し、平成12年から始まった源流部への植樹や下刈等の保育作業を協同して行ってきている。・・・
(3)本格的製炭に取り組む! ~地域とのふれあい~
 ・・・環境問題への関心の高まりに着目し、『竹酢液+竹炭』の製造を思い立ち、平成13年からドラム缶式炭窯による簡易製炭技術講習実演会を開催するなど、製炭技術の習得・向上に励んできた。・・・
(4)長伐期優良材生産を目指して ~次代検定林の調査研究~
 長伐期優良材生産を目標として、昭和57年に釜石市有林1.25haを分収林契約し、「次代検定林」として挿木苗木を植栽し、管理・調査を行ってきている。・・・
ファイル名 サイズ 更新日時
林研2007_044_047.pdf 123 KB 2008/10/10 12:39:21