林業研究グループの活動事例情報

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表題 北空知森林組合緑友会(全林協会長賞)
出典 林業グループ活動・研究事例集(平成19年度)/全国林業研究グループ連絡協議会刊/2008年6月/P34-37
執筆 北空知森林組合緑友会 北海道深川市
本文から 1.地域の概要
 当グループの活動する地域は、北海道のほぼ中央に位置する深川市をはじめ、1市6町で総面積が202,484haと広範囲な区域となっています。森林面積は、141,173haで土地総面積の70%を占めています。その内、一般民有林は68,745haと49%を占めていますが、カラマツやトドマツを主体とした人工林は14,918ha、人工林率22%となっています。・・・
2.林業グループ発足からの経緯
 昭和52年、当時の森林組合長が今後の地域林業を担う林業後継者を育成しようと、森林組合員の山好きな仲間に呼びかけ、森林組合「青年部」(会員32名)として林業グループが発足しました。しかし、会員の高齢化につれ退会者が年々増加したことから、若手新会員の加入促進や魅力ある新たな活動の展開を図るため、平成11年に現在の「北空知森林組合緑友会」に名称を変更しました。・・・
3.グループ活動の活性化
 現在の会員数は14名(会員平均所有面積11ha、人工林率60%)で、稲作農家を中心に30歳~63歳(平均年齢51歳)と幅広い年齢層で構成されています。それぞれの森林は、これまで培ってきた技術力の向上により、整備された優良林分が多く、農林複合経営の安定化につなげてきました。・・・
4.活動内容の紹介
(1)「地域住民との交流」~野生キノコ学習会及び親子トンカチ広場の開催~
 地域住民を対象に、キノコを通じて森林に親しんでもらいたいと「野生キノコ学習会」を、木材に触れ、木の香り、優しさを体験してもらおうと「親子トンカチ広場」を開催しています。・・・
(2)次代に引き継ぐ山づくり~ミニ問伐講習会の開催~
 ミニ間伐講習会は、グループの先輩で山づくりの豊富な経験と知識を持ち、地域の模範となっている「指導林家」との連携により、年2回、一般森林所有者を対象に開催しています。森林所有者の身近な裏山で5、6人という少人数で直接対話方式を採用し、人工林の適正な森林整備の推進を目的に実施しています。・・・
(3)「地域材の活用」~地域材(カラマツ・トドマツ)住宅見学会の開催~
 これまでのグループ活動は、森林の育成や素材生産について学習し実践してきましたが、グループが目指す農林業複合経営の確立のためには、地場消費拡大の推進が大変重要です。そのため、会員自らが住宅や納屋、農業用資材に利用し地場消費に積極的に関わる必要があります。そこで前会長が「自ら実践したい」と、カラマツ及びトドマツの地域材を活用した住宅を建築したことから、地域材活用見学会を開催しました。・・・
ファイル名 サイズ 更新日時
林研2007_034_037.pdf 111 KB 2008/10/10 11:23:23