林業研究グループの活動事例情報

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表題 長門市どんぐり(林野庁長官賞)
出典 林業グループ活動・研究事例集(平成19年度)/全国林業研究グループ連絡協議会刊/2008年6月/P28-32
執筆 長門市どんぐり 山口児長門市
本文から 1.地域のようす
 私達の住む長門市は、山口県の西北部に位置し、北側は北長門海岸国定公園に指定された美しい日本海の風景が広がっており、南側は400~600m級の山が連なる山間部からなる面積約36千ha、人口約43千人の自然豊かな地域です。・・・
 俵山地区は、市の南西部に位置し、周辺を森林に囲まれた盆地状の地形で、人口約1,500人、森林面積が地区の85%を占める4,250haの中山間地域です。
 山口県は全国で4番目の竹林面積を有しますが、さらに俵山地区においては森林に占める竹林の割合が県平均の2倍を超える6%と竹林が豊富にあります。
2.グループのはじまり
 近年、竹は利用価値が下がり森林を侵食する困った存在になっていますが、この豊富な資源を活用し、竹炭を生産し、付加価値をつけて販売してみたらどうだろうと思いつき、平成11年に女性林業研究グループ「長門市どんぐり」を結成しました。・・・
3.活動のようす
(1)竹炭づくり
 竹炭を焼こうとグループを結成したものの、何しろ全員が炭焼きは初めてという者ばかりです。地区の炭焼き名人に習いながら炭窯を築き、指導を受けながら竹炭を焼いてみるところから始めました。炭焼きで活躍されている人がいると聞けば他の地域にも出かけ炭焼きの研修を行い、知識や技術を身につけました。・・・
(2)製品開発
 竹炭の持つ優れた特性が除々に解かってくると、たくさんの人に生活の中で竹炭を活用して欲しいと思うようになりました。女性の感性を活かした製品をと考え、竹炭を入れて御飯を炊くとふっくらおいしくなることに着日しました。・・・
(3)交流や連携
 いろんな地域から「どんぐりの体験交流」の申込みが多く入るようになりました。
そこで、会員自身が持っている得意な所を活かし、タケノコレシピを参考にした料理の分野、竹炭入りタヌキや竹炭ペンダントを作る製作分野、各イベント交流等皆で責任を持つよう役割を分担して活動するようにしていきました。・・・
(4)子供達にもったえたい
 私たちは、子供達にも森への関心を持ち、次世代に豊かな自然を残すことの大切さを理解してもらうため「森林体験学習」として山で採取した物でいろんなことが出来ることを教えています。木の実や葉を「かずら」につけて自分だけのクリスマスツリーを作りました。・・・
ファイル名 サイズ 更新日時
林研2007_028_032.pdf 503 KB 2008/10/10 11:22:20