林業研究グループの活動事例情報

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表題 一迫林業研究会(平成19年度 林野庁長官賞)宮城県
出典 林業グループ活動・研究事例集(平成19年度)/全国林業研究グループ連絡協議会刊/2008年6月
執筆 一迫林業研究会 宮城県栗原市
本文から 1.地域の概要
 私たちが活動している宮城県栗原市一迫地区は、・・・県でも有数の良質米、良食味米の産地で、地区の総面積は8,758ha、うち森林面積は4,317haで森林率は49%です。このうち民有林は4,269ha、約3分の2が人工林、約3分の1が天然林で、人工林のうち8齢級以上の伐期に達した林分が68%と、資源の成熟期に差しかかり、木材の活用を含め森林施業の推進が喫急の課題となっています。
 また、栗原市全体の人口は約8万人ですが、毎年一千人ずつ人口が減少し、県内で最も人口減少率が高い上、高齢化が進行し、担い手確保も大きな課題です。
2.グループ結成の動機とこれまでの活動
 私たちのグループは、・・・昭和50年に「一迫町青年の山」を結成し、昭和52年には「長崎青年の山」、昭和54年には、椎茸生産を目的にした「長崎椎茸生産機械利用組合」を結成し、森林施業推進や椎茸生産を行ってきました。この3団体が一緒になり「一迫林業研究会」を発足、町村合併伴い、「一迫林業研究会」に名を改め、会員15名(平均年齢50)、年会費3千円で、全体会を10回程度開催し、・・・
3.最近の活動
① 間伐の推進
 平成17年度、会員の所有する160haの山林において、間伐を主体とした経営計画を作成し、施業実施を森林組合に委託し、平成17年度に4ha、平成18年度には30haの間伐を実施しています。
②林業後継者の育成~一迫林間学校~
 昭和58年から、森林・林業や木材活用のPRをするため、子どもたちを対象にした林間学校を実施してきました。途中1回の休止がありましたが、今年で25回目を迎えました。
 当初は、都市と農村の交流を主たるテーマに、首都圏と地元の子どもたち30~40名程度の参加者により実施し、中でも、間伐材を使った水車・風車を作成設置は、最も人気のある体験で、・・・観光客も車を止めて、珍しそうに見入っています。・・・昨年は近隣のチェーンソーカーバーを招き、カービングデモを行いました。スギの丸太から、フクロウが削り出される様子に目を丸くして見入る姿に、視点を変えた森林・林業のPRの可能性があることを再発見しました。・・・
③水源地での植樹活動
 水源地を守る活動のひとつとして、昨年から地域の子供たちと一緒に地域のダムの周辺で植栽活動をしています。昨年は31名の子供たちが、今年は約10名の親子がサクラの苗木を植栽しました。・・・
ファイル名 サイズ 更新日時
林研2007_008_012.pdf 541 KB 2008/10/10 11:17:22