林業研究グループの活動事例情報

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表題 水源林業研究グループ(平成19年度 農林水産大臣賞)熊本県
出典 林業グループ活動・研究事例集(平成19年度)/全国林業研究グループ連絡協議会刊/2008年6月/P2-7
執筆 水源林業研究グループ 熊本県菊池市
本文から 1.地域の概況
 菊池市は、・・・。豊かな自然に恵まれ農林業を基幹産業とし、菊池渓谷や菊池温泉などの観光資源にも恵まれ、毎年約40万人の観光客が訪れています。
 平成17年3月に菊池市、菊地郡七城町、旭志村、洒水町が合併し、総人口52,479人、総面積は27,666ha、そのうち森林面積は15,319ha(森林率55%)であります。
2.林研グループの概要
 当林研グループは、昭和52年に水源南部地区の有志が組織した後、平成7年に対象地区を広げ、現在の会員数は、40代~70代までの8名であり、米、お茶、シイタケを主体に林業や農業との複合経営を生業としています。・・・
 平成2年には全国林地肥培コンクールにおいて農林水産大臣賞を受賞し、平成17年には全国育樹活動コンクールにおいて国土緑化推進機構理事賞を受賞しました。
3.活動内容
(1)台風に強い山づくりを目指して
 平成3年の台風19号は、かつてない程の大型の台風であり、九州北部を中心に未曾有の森林被害が発生しました。
 被害状況が解明される中で、・・・早世品種では折損型の被害が目立ち、アヤスギなどの中生~晩生型の品種では根返りや幹曲りの被害が顕著に見られました。そのような中、一部の林研グループ会員が植栽していたスギ品種「リュウノヒゲ」は、明らかに被害が少ないことを発見しました。そこで、会員、県・市の行政担当者や森林組合担当者が集まり、毎月開催している例会において、リュウノヒゲに関する勉強会を行いました。・・・
(2)青少年への林業体験指導及び地域交流
 現在の森林林業を取り巻く環境は厳しく、当地区においても林業従事者が減少・高齢化している中、・・・
①小学生のシイタケ栽培体験
 地元の水源小学校は、以前からシイタケ栽培体験学習を行っており、・・・
②高校生や大学生への林業就業体験
熊本県は、平成17年度から「水とみどりの森づくり税」を創設し、その税を活用した事業の一つとしで、高校生や大学生を対象に参加募集を行い、1泊2日で林業就業体験や地域交流が実施されています。・・・
③国際・長期ボランティアによる水源の森づくり
 地元の水源交流館では、㈱国土緑化推進機構の助成を活用して、「森林整備、若者の実践学習・自己実現の機会の提供、担い手の育成、地域の活性化、国際協力」の5つを目的とする国際・長期ボランティアを実施しています。・・・
ファイル名 サイズ 更新日時
林研2007_002_007.pdf 609 KB 2008/10/10 11:15:55