林業研究グループの活動事例情報

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表題 北さつまきのこ村(全林協会長賞)
出典 林業グループ活動・研究事例集(平成18年度)/全国林業研究グループ連絡協議会刊/2007年6月/P206-210
執筆 北さつまきのこ村 鹿児島県阿久根市
本文から 1.地域の概況
(1)阿久根市の概要
 阿久根市は、鹿児島県の西北部に位置しており、・・・
土地総面積:13,430ha、森林面積:7,782ha(58%)、耕地面積:1,320ha(10%)
(2)生産地の概要
 えのきたけ生産が行われている米次集落は、阿久根市街地から南東方向の紫尾山系へ車で約25分走った戸数26戸の小さな山村集落です。耕地も少ないことからほとんどの住民は、地区外に働きに出ています。・・・
2.グループ結成の動機
 えのきたけ生産は、当初、数戸の生産者が個々に、県内外の市場に出荷していましたが、それぞれが、①生産調整ができないため価格が不安定であること。②ロットが少なくブランド化が難しいこと。③コスト縮減に限界を感じていたこと等の問題を抱えていました。このため、グループ化による共同出荷を通じた課題の解決を提案したところ、7名の生産者がこれに賛同し、平成16年8月1日に「北さつまきのこ村」を設立することとなりました。(従業員数45名うち30人は女性)
3.北さつまきのこ村
(1)概要
 私たちのグループは、①えのきたけを主体としたきのこの生産出荷技術の向上。②共同出荷によるブランドの確立。③地域の活性化と林業後継者の育成。の3つの柱をテーマとして活動しています。32歳から61歳までの親子を含む7名の会員で、・・・
(2)運営
 会員は7名で構成されており、会長1名、副会長1名、監査2名、書記1名を置いています。年会費は徴収していませんが、・・・
(3)取り組みとその成果
 グループ結成以来、毎週水曜日には定例会を開催しています。定例会では、仕入れ・生産・販売計画についての検討のほか品質向上、収量増産、規格統一のための勉強を続けています。熱意をぶつけ合いながらの討論もしばしばで、個人生産では体験できない程よい刺激を糧に、日々技術の研鎖に努めています。
 また、グループ化を図ることにより、個人生産では対応できなかった次甲課題が解消されました。①生産過剰などにより価格が不安定であったが、生産調整が可能となり、安定した価格と労務配分が可能となった。②ロットの拡大と品質規格の統一により、夢であったブランド化が可能となった。③生産原料の共同購入や共同出荷により資材購入費や搬送コストの縮減が可能となった。・・・
ファイル名 サイズ 更新日時
林研2006_206_210.pdf 112 KB 2008/10/09 18:26:32