林業研究グループの活動事例情報

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表題 苓北町山村研究会(全林研会長賞)
出典 林業グループ活動・研究事例集(平成18年度)/全国林業研究グループ連絡協議会刊/2007年6月/P197-199
執筆 苓北町山村研究会 熊本県天草郡苓北町
本文から 1.はじめに
 苓北町は、天草下島の西北端に位置し、熊本市から120kmの地点にあります。
 人口は9,018人で、その28.8%は65歳以上の高齢者で、熊本県全体の高齢者率を大きく上回っている地域です。民有林面積は、4,125haで町の面積の62%を占め、そのうち約50%がヒノキを中心とする人工林です。・・・
2.活動内容
(1)センリョウ
 現在、主力の特用林産物となっているセンリョウについては、日頃から会員間で栽培方法や生育状況など意見交換を行っているほか、仕分けや出荷については共同で作業を行っています。・・・
(2)ナンテン
 ナンテンは正月などの祝事に重宝され、重箱に葉を添えるなどの習慣もあります。しかも、秋の紅葉や冬の赤い果実は大変に美しく、観賞樹としても優れている植物です。現在、会員全員が栽培を始めており、・・・
(3)リョクチク
 リョクチクは台湾が原産地ですが、収穫時期6月から10月と日本のタケノコと異なること、アク抜きせずに調理できること、また、旨味成分が多く栄養価が高いなど、特に中華料理などで重宝されているようです。栽培方法も比較的手間がいらず、また株立ちの竹であること、地下茎が広がらないことから、休耕田対策としても有効なもののようです。・・・
(4)霊 芝
 特用林産物としては、これまで他地域では生産があまり行われていない「霊芝」に着目し栽培を行っている人もいます。霊芝は古くより中国などで薬用キノコとして重宝されていたものであり、種々薬効が云われておりますが、効果・効能については薬事法の関係により表示は控えているため、販売の難しさを感じており、・・・
(5)センダン
 平成7年及び平成9年に植栽したセンダンについては、芽掻きの時期や高さなど県の林業研究指導所と情報交換・意見交換を行い、また助言・指導を受けながら生育を見守っているところです。センダンは成長が早く、20~30年程度で用材としての大きさで伐採できることが見込まれるため、比較的短期での収入が得られることに期待しています。
(6)木製魚礁
 苓北町単独事業で平成14年度より実施されている木製魚礁投入事業において、研究会から間伐材を出荷するなど、素材生産の促進に関する取り組みも連年行っているところです。
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ファイル名 サイズ 更新日時
林研2006_197_199.pdf 77 KB 2008/10/09 18:22:33