林業研究グループの活動事例情報

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表題 大鐸みどり会(全林研会長賞)
出典 林業グループ活動・研究事例集(平成18年度)/全国林業研究グループ連絡協議会刊/2007年6月/P172-176
執筆 大鐸みどり会 香川県小豆郡土庄町
本文から 1.私たちの紹介
① 小豆島を中心とする東瀬戸内海が、全国第一号の国立公園に指定されたのは、今から72年前、昭和9年のことです。・・・
② 私たち大鐸みどり会は、この小豆島の中央に位置し、昭和の大合併までは唯一海に面していない村「大鐸村」でした。そして、合併にともない村有林の内、官行造林の104haを「大鐸財産区」とし管理会を設置、・・・一番多い時には30人位(農閑期)が伐採に従事、また、植林・下刈りを村を挙げて支えたのが大鐸山村愛護会(昭和32年結成)です。・・・
2.過去5~6年の活動報告
(1)実感を知る活動
 平成12年度から「第2次流域森林総合整備計画」による間伐が始まるにもかかわらず、財産区有林の実態・木材の市況等大半の会員が把握できていないことを反省し、まず山林の実態を知るために現地調査を頻繁に行い、図面でしか知らない「植林年次区分」を、誰にでも分かるように「標識」の設置、間伐の選木研修をまず始めました。・・・
(2)市場出荷の結果(m2当たり・円)
 平成12年度 平均52,056円 最高値120,000円 1本当たり4,569円
 13年度 平均27,110円 最高値60,000円 1本当たり2,226円
 14年度 平均29,384円 最高値70,000円 1本当たり2,165円
(3)地元桧柱展示即売会(入札)の結果(1本当たり)
 13年度 平均3,383円 最高値6,500円
 14年度 平均2,107円 最高値4,000円・・・
(4)(1)~(3)の教訓からの取り組み
①「伐採・植林」の当初方針から、「複層林」への転換の取り組み
 当初計画では間もなく伐採・植林に入りますが、今日の木材価額では困難であることに気づき、複層林への転換を目指し、・・・
② 間伐作業効率化の第一歩「作業道」建設の取り組み
 財産区としてできる効率化の整備は「林道と作業道」。林道は、既に約6km(1ha当たり60m)建設されており、平成15年度から作業道建設に着手。約4kmを建設することができ、・・・
③「森林の大切さ・木の潤い良さ」を広める取り組み
 大工さんの協力を得て、残木を利用した「机・椅子・丸太組みシーソ植木鉢」等の加工品をつくり、展示即売会を平成15年度から実施。翌16年度からは「環境保全と山林の役割」「木の住まいへの潤い良さ」「木材有利用の歩み」のパネル展示とちらしの配布を始めました。・・・
ファイル名 サイズ 更新日時
林研2006_172_176(改).pdf 171 KB 2008/10/09 18:17:01