林業研究グループの活動事例情報

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表題 豊松林業研究グループ(全林研会長賞)
出典 林業グループ活動・研究事例集(平成18年度)/全国林業研究グループ連絡協議会刊/2007年6月/P155-159
執筆 豊松林業研究グループ 広島県神石郡神石高原町
本文から 1.はじめに
 豊松村は、2004年11月5日に付近の3町と合併し、神石高原町として新たに誕生しました。
 旧豊松村は、広島県の北東部に位置し、標高400m~600mで森林は村の約80%を占めます。民有林の約73%が5ha以下の零細森林所有者であり、兼業農家が多い状況です。スギ、ヒノキの6~7齢級前後の人工林が多く、間伐による森林整備が必要となっています。
2.グループの発足の経緯
 昭和42年頃、農業青年グループが活動する中で、山林に関心のある者が集まり、5人で5haを所有管理する青年の山「子伸クラブ」を発足させました。これと平行して、「子伸クラブ」に所属しないメンバーで「豊松第二林業研究グループ」を立ち上げ、協力して森林整備をしてきました。
 「子伸クラブ」の山林は現在、8齢級となり間伐の施業を続けていますが、・・・
 発足当時20歳代であった会員も、若い者で54歳、高齢の者で68歳になりました。後継者も新規参入者も少ない状況です。
3.グループの活動方針と今までの活動内容
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活動の内容
・昭和54年の森林総合整備事業を取り入れるに伴い、理解を得るための地元森林所有者への説明会の実施に同行しました。説明会だけで理解を得られることばなく、様々な質問がその後ありました。・・・
・昭和55年度には間伐搬出モデル事業を実施しました。線循環式による搬出方法が行われており、個人所有林でヒノキ30年生約2haを実施しました。
 県の指導のもとで研修や講習を行いましたが、・・・
・また平成7年5月には、松枯れ対策はされていましたが、松枯れ対策よりも枯損木による倒木が問題となり村道等の生活道の危険防止のため、伐倒処理を議会を通じて要望した結果、秋には伐倒処理することになりました。
・最近では、平成14年度から森林整備交付金事業が導入され、村や森林組合と協力し、説明会に同行したり、作業道の整備や補修、刈払いを集落の人と一緒に行っています。
 毎年、道の刈払いが17km、作業道の整備や補修が5,000mできているところです。・・・
4.「列状間伐」の取り組み
 さて、平成17年度から県の施策に「低コスト林業の推進」が出されています。木材価格が低いことや労働力不足・高齢化という現状を考えると、どうしても「低コスト間伐」「高性能林業機械による効率的な搬出」ということになります。・・・
ファイル名 サイズ 更新日時
林研2006_155_159.pdf 109 KB 2008/10/09 18:01:11