林業研究グループの活動事例情報

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表題 紀北町林業研究会(全林協会長賞)
出典 林業グループ活動・研究事例集(平成18年度)/全国林業研究グループ連絡協議会刊/2007年6月/P122-127
執筆 紀北町林業研究会 三重県北牟婁郡紀北町
本文から 1.地域の概要
 当林研のある紀北町は昨年の10月に旧海山町と旧紀伊長島町が合併して誕生しました。
・・・人口約20,000人、森林面積約18,000haのうち約65%が人工林で、ヒノキを主体としています。全国でも有数の多雨地帯であり、加えて土壌の表土が浅く乾性で劣っているが石礫にとむ植壌土が多いため、ヒノキの生育に適していると言われています。
・・・伝統的な密植集約施業によって生産される「尾鷲ヒノキ」は、各消費地において高い評価を受け、産地銘柄材として流通しています。
 施業の特徴は、ヒノキ芯持柱角生産を目標に植え付け本数8,000~10,000本、丁寧な下刈りを実施するとともに弱度の間伐をしばしば繰り返しながら、通直、完満、無節材を生産してきました。・・・
2.グループ結成から今日まで
 海山町林業研究会は、昭和33年5月26日、海山町に在住する山林所有者を中心として発足しました。・・・
3.活動状況について
 最近の林業を取り巻く著しい情勢の変化は当地域林業界にも計り知れないダメージを及ぼしています。そこで当林研として、地域林業の活性化の手助けとなるよう活動をしてきました。
 新体制後の活動は、大きく3つに分けられます。
 ひとつ目は、森林・林業に関わる知識向上をめざして会員を中心とした勉強会や研修会の開催。二つ目は、啓蒙を目的とした地域イベントへの参加。最後に、尾鷲ヒノキの新しい活用を求めるために「ものづくり」を勉強、研究していく取り組み。
(勉強会・研修会)
 山林を手入れしたときに交付される造林補助金の勉強会や、林業の現場でも頻繁に使用するロープワークの研修、当林研の研究林での選木の現地研修などを行いました。
 また、平成16年5月には三重県林業研究グループ連絡協議会特別研修大会を開催しました。・・・
(地域での啓蒙活動)
 地元のイベントでは、子供の除伐・枝打ち体験、森林の公益的機能を紹介するパネル展示、地元の森林で採取された食材の提供という形で、出展を行いました。・・・
(ものづくり勉強会)
 その中で、この地域で生産されている尾鷲ヒノキを従来の建築用材を主とした用途だけではなく、新しい尾鷲ヒノキの活用法はないものかと考えました。・・・
ファイル名 サイズ 更新日時
林研2006_122_127.pdf 150 KB 2008/10/09 17:52:27