林業研究グループの活動事例情報

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表題 本巣林研クラブ(平成18年度 全林協会長賞)岐阜県
出典 林業グループ活動・研究事例集(平成18年度)/全国林業研究グループ連絡協議会刊/2007年6月/P111-116
執筆 本巣林研クラブ 岐阜県本巣市
本文から  本巣市は、岐阜県の北西部に位置し、・・・森林面積は約32,302haで総面積の86.2%を占めています。このうち、民有林の人工林率は41%でスギとヒノキが中心です。
 本巣市で最も有名な観光資源のひとつに「うすずみ桜」があります。・・・
 恵まれた自然環境を持つ本巣市には、たくさんの特産品があります。焼き物の「織部焼き」の作者である古田織部の生誕の地であり、・・・
 また、「ジャンボしいたけ」といって通常のものよりかなり大きいしいたけは、大自然を生かしたこだわりの自然栽培で、山の香りがいっぱいです。・・・
 ・・・クラブ員は全員で36人います。そのうち女性会員が17人と多く、またここ数年のクラブ活動に共感いただき、県会議員1名、市会議員2名も入会され活気に溢れています。年齢構成は40歳から78歳で、平均年齢62歳となっています。
 5年前から女性会員の皆さんで女性林業グループ「かぐや姫」と命名し、活動を続けています。女性会員は以前から、男性会員の協力を得ながら竹細工に挑戦してきました。「かぐや姫」というかわいらしい名前はここからとったもので、・・・
 今年は樹齢1,500年の老桜「うすずみ桜」を古木と美濃和紙を使って見事に再現し、「全国植樹祭」とあわせて開催された「林業後継者大会」で展示しました。・・・
 本巣林研クラブでは現在の厳しい林業情勢において、森林の役割は大変重要で、「自然環境の保全」や「森林資源の持続性確保」、「多目的機能の発揮」などが求められている中で、何ができるのだろうかと考えたとき、ひとつのテーマが上がってきました。それは「間伐の推進による環境の保全と地域林業の振興」でした。
 そこで8年前から継続して間伐講習会の実施を積極的に行っています。知識と技術の向上を目ざして、間伐講習会を開催しました。・・・間伐講習会で伐りだした材は、地元の木材加工場に運び込み徹底的に有効利用して製品にします。・・・
 間伐関連事業を8年間継続、推進していくうち、成果とともにある問題点がでてきました。それは「今のまま間伐を推進するだけで、本当に良いのだろうか。明確な構想をたてないと、次世代に繋がる森林づくりにならないのではないか」というものでした。
 そこでクラブでは将来構想をたてるための調査として、会員の山や周辺地域の山林を調べました。するとこの地域には樹齢100年以上の大木がたくさんあるということが分かりました。・・・
 まずこの大木を地域の象徴的な存在とするために、何か名称を付けようということになりました。・・・この大木も古田織部のように生き抜いてほしいと願い「織部杉」と名付けました。その織部杉のPRと森林整備事業の強化のために、クラブ内に「織部杉保育委員会」を設け、次のことを進めています。・・・
ファイル名 サイズ 更新日時
林研2006_111_116.pdf 134 KB 2008/10/09 16:14:23