林業研究グループの活動事例情報

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表題 砺波地区林業研究グループ協議会(全林研会長賞)
出典 林業グループ活動・研究事例集(平成18年度)/全国林業研究グループ連絡協議会刊/2007年6月/P93-96
執筆 砺波地区林業研究グループ協議会 富山県砺波市
本文から 1.地域の概要
 私たちのグループは、富山県南西部に位置する砺波市と甫砺市の2市を中心に活動を行っています。地域の特徴は、
①林野率7割、民有林面積4万6,000haの約3割が人工林
②急峻な地形と豪雪、標高600m以下の山林を主体にスギ人工林
③富山県の代表品種タテヤマスギが大部分を占有
④スギ人工林の約7割が6~9齢級、間伐・枝打ちの施業が不可欠
⑤林家6,167戸、9割以上が所有山林5ha以下
などとなっています。・・・
2.グループの結成
 当グループは昭和41年に「林業後継者等の連絡協調を図る」「林業を振興することによって林家の経済力を向上させる」の2つをスローガンとして、県が主催した林業教室の卒業生28名が集まり発足しました。・・・近年は2世代会員やIターン者の入会により20、30歳代の会員が多く占めるようになっています。・・・
3.活動状況
(1)存続の危機
 これまで木工品の製作・販売が収入となっていましたが、抜本的な経営改善につながっていないこともあり、活動に参加する会員数も年々減少し、平成17年度にはほぼ休止状態に陥りました。・・・
(2)原点に立った放置山林の再生に向けた取り組み
・・・当地域の山林は地番毎の面積が小さいため、里山をはじめ多くの放置山林が存在している状況にあります。会員の中にも山林境界が不明確なため、森林整備をやりたくてもできないという発言がありました。さらに親が持つ山林の所在さえ分からないという会員もいました。森林の整備を進める上で境界の明確化は、第一歩であり最も重要なことです。
 そこで、地元の森林組合へ協力・支援をお願いしたところ、GPS測量機器を貸出、使用方法の指導について支援を受け、効率のよい境界測量が可能となりました。・・・
(3)木工品の製作・販売
 もともと、地元森林組合が安価で大経木を製紙会社へ売って処分していたのを、グループで付加価値を付けて収入に結び付けたものです。・・・
(4)市民参加型の森づくりに向けた取り組み
・・・森林・林業の普及については「上下流交流の促進」のテーマのもと、次のような活動を行っています。
(ア)間伐体験教室の実施・・・
ファイル名 サイズ 更新日時
林研2006_093_096.pdf 101 KB 2008/10/09 16:09:34