林業研究グループの活動事例情報

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表題 松代やぶこざきの会(全林研会長賞)
出典 林業グループ活動・研究事例集(平成18年度)/全国林業研究グループ連絡協議会刊/2007年6月/P90-92(一部修正)
執筆 松代やぶこざきの会 新潟県十日町市
本文から 1.地域の概要
 新潟県十日町市は、長野県と群馬県の県境に位置し、全国でも有数な豪雪地帯でありその中において、旧松代町は、人口4000人を切る小さな地域です。主な産業は、農業(稲作.園芸作物)と会社員の兼業が多く森林による収入はほとんどない状態です。
 最近では、鉄道(ほくほく線)の開通により少しずつではあるが都市部との交流が多くなってきました。特に都会の小中学生を対象とした田舎体験の受けいれが、産業として成長してきています。
 又、今年は第3回の「大地の芸術祭」が国内・外の芸術家の参加でイベントが実施されます。合わせて農産物の産直や農家民宿も徐々にではあるが、成果を上げイベントの効果として期待されます。・・・
2.会の設立
 設立当時の会員は、30歳後半と意気盛んな年齢で、20人近くで地域興しを目的に始まりました。又、各会員の職種も建設業・建築業・コンサルタント・農業・電気・板金と様々に従事しています。このことにより、それぞれの技量を発揮し活気あふれる活動が出来ました。
 約25年も長きにわたり続けてこられた要因は、同じ集落出身が多いことや、団塊の世代として団結力が強かったと考えられます。・・・
3.今までの活動内容
 この会の活動は、大きく分けて3期に分けられます。
1期(設立期)
 ホダ木設置場所までの道路の改良、管理棟の新築、管理棟付近の造成から始まり、旧松代町の各集落より、無償でホダ木を伐採し、活動の拠点になる管理棟付近の法面に設置し、4年位の間に毎年1,000本を超えるナメコ及びしいたけの原木を確保し栽培しました。
2期(最盛期)
 収穫が増えると共に販売を目的に、新しい管理棟を建て加工や真空パックの設備も導入し会員を始め、近郊の人々に販売しました。
 又、収穫時期に合わせて11月3日の文化の日には、きのこ園まつりと名打って大人や子供も参加出来るイベントを実施してきました。
3期(現在)
 しかし、「原木ナメコ」等の宿命で、ある連作傷害や天候により出来る時期の変動が大きく、又高齢化によって栽培への従事が無くなってきました。
 現在の会員活動は、冬の地域イベント「冬の陣」及び春の「山菜採りツアー」主流に活動しています。・・・
ファイル名 サイズ 更新日時
林研2006_090_092(改).pdf 9 KB 2008/10/09 16:08:20