林業研究グループの活動事例情報

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表題 奥多摩林研(全林研会長賞)
出典 林業グループ活動・研究事例集(平成18年度)/全国林業研究グループ連絡協議会刊/2007年6月/P80-83
執筆 奥多摩林研 東京都西多摩郡奥多摩町
本文から 1.地域の概要
 「巨樹と清流のまち」を称える奥多摩町は、東京都の最北西端に位置し、東京都の約10分の1の面積に相当する22,563haを有し、その94%が森林で全域が秩父多摩甲斐国立公園に含まれています。また、・・・倉沢のヒノキや名栗沢のトチノキに代表される幹周りが3.0m以上の巨樹が891本確認され、全国で1番巨樹の多い町です。・・・
 町の人口は、町村合併時の昭和30年が15,594人とピークであったが、林業の不振など産業構造の変化で減少に転じ、平成18年には、6,915人と減少の傾向が続いています。
2. 林業の現状と対策
①現状
 町の森林面積は21,163haで、そのうち人工林率は49.5%であり、主な樹種は、スギ、ヒノキとなっています。また、林齢については、7齢級以下が35%を占めており、保育間伐などの森林施業が求められています。しかし、近年、急増したシカによる食害が、林業や水資源としての森林の役割機能を低下させ・・・
②対策
(1)経過
 東京都では・・・平成14年度からオスジカの狩猟禁止を解除しました。それでも被害は沈静化せず、「森林砂漠化」の進行などシカ問題がさらに深刻化しました。
(2)対策
 ・・・平成16年度からシカ600頭の捕獲や土砂流出防止のため、治山工事や植生の保護と回復などのシカ被害緊急対策事業を実施しました。・・・
 平成17年度は、シカの生息数を推定し、計画的な捕獲による生息数の管理や荒廃地の復旧と被害地造林などの緊急裸山対策事業を実施しました。・・・
3.グループ結成の背景と動機
 グループの結成は、昭和38年から昭和58年まで活動していた奥多摩町森林組合青壮年部が、会員の高齢化などの理由により、やや活力を失いかけていましたが、平成4年6月に新生「奥多摩林研」として誕生しました。・・・
4.最近のグループ活動と成果
 森林・林業のPR活動として、「森林づくり親子体験キャンプ」や「木と暮らしのふれあい展」及び「奥多摩町ふれあいまつり」などに参加し、間伐体験、特産品即売、木工教室などの体験学習を通じての森林・林業のPR活動に努めました。また、林業技術研修活動として、東京都林業研究グループ連絡協議会で実施した間伐材の搬出集材技術講習会や静岡県富士宮市の「富士森林再生プロジェクト」への林業先進地視察に参加し・・・
ファイル名 サイズ 更新日時
林研2006_080_083.pdf 102 KB 2008/10/09 16:00:17