林業研究グループの活動事例情報

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表題 飯能商工会議所新規物産開発研究会(全林研会長賞)
出典 林業グループ活動・研究事例集(平成18年度)/全国林業研究グループ連絡協議会刊/2007年6月/P71-74
執筆 飯能商工会議所新規物産開発研究会 埼玉県飯能市
本文から 1.地域の概要
 飯能市は、・・・平成17年1月1日に名栗村と合併し、圏内でも広大な面積を有し市域の76%を森林が占めています。地場産業としては「西川材」を中心として木材業が発展してきました。しかし、近年の国産材需要の低迷から、長期にわたり林業経営の不振が続いています。この状況から林業後継者の不足による高齢化が進み、荒廃した森林が地域の至る所で目立つようになってきました。・・・
2. 新規物産開発研究会の 発足
 このような背景をふまえ飯能商工会議所では平成11年度埼玉県パワーアップ支援事業の補助金を受け、特産品である「西川材」を活用した新商品の開発を行うことにしました。・・・平成12年4月からは当商工会議所事業として、新たに「新規物産開発研究会」を発足させました。
 この研究会の中で、飯能市の資源である西川村をテーマに、店舗で使う木製什器を開発し飯能市のPRと西川村を普及推進する提案がなされ、飯能市の中心商店街260店舗の協力を得て「お店に置きたい木製品アンケート調査」を実施しました。・・・このアンケート結果を踏まえ、当研究会でパソコンデスク、収納キャビネットの試作や、デザイナーの協力を得た多目的に使える西川村ブロック「だぼっく」を開発しました。この「だぼっく」は4通りのブロックを自由に組み立て、写真立て、一輪挿し、室内用サインボード、遊具等に使用することができるものです。・・・
3.巨大木馬の製作
 ・・・平成15年4月より、間伐材による世界最大級の木馬づくり事業を進めていくことになりました。この事業は、社団法人国土緑化推進機構「緑と水の森林基金」助成事業の承認をいただき、地場物産である西川材の振興及び間伐材用途の多様性をアピールするとともに森林環境保全に寄与する事を目的としています。・・・
 実施した活動内容は、平成15年11月、12月に2回間伐イベント、平成16年2月に4回巨大木馬ワークショップ、3月に2回間伐材搬出イベント、5月から6月には巨大木馬の名前募集を行い・・・平成16年7月19日には、巨大木馬完成式を行い、・・・この巨大木馬の名前を「夢馬」に決定しました。完成後は・・・彩の国まごころ国体ホッケー会場等と飯能市内各地を異動設置しました。子どもたちや地域の夢を乗せた夢馬は平成16年12月に「揺れ動くロッキング式世界最大の木馬」としてギネネブックへ申請し、平成17年4月28日にギネスブックに認定されました。・・・
 また、飯能市が平成17年度より西川村を使用する住宅への助成制度を始め、この助成をうけた西川村使用住宅を「む一まの家」と呼ぶことになり、・・・
ファイル名 サイズ 更新日時
林研2006_071_074.pdf 111 KB 2008/10/09 15:57:54