林業研究グループの活動事例情報

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表題 さくら市林業振興会(全林研会長賞)
出典 林業グループ活動・研究事例集(平成18年度)/全国林業研究グループ連絡協議会刊/2007年6月/P61-65
執筆 さくら市林業振興会 栃木県さくら市
本文から 1.地域の概要
 さくら市は、平成17年3月28日に旧氏家町と旧喜連川町の合併により誕生した新しい市で、・・・総土地面積12,546haのうち森林面積は2,520haで、林野率は20%と県平均の55%を大きく下回っていますが、戦後に拡大造林されたスギ・ヒノキを主とする人工林率は51%で、県民有林の平均の55%と同程度にまで達しています。
 本市の林業経営の形態としては、約8割が5ha前後の小規模所有者ということもあり、ほとんどが農業や会社勤め等との複合経営で、単位面積あたりの収益向上を図るため、間伐や枝打の適正実施による優良材生産を目的とした林業経営が行われています。・・・
2.さくら市林業振興会の概要
 本会は、昭和53年に「林業経営等の合理化・経済的社会的地位の向上・地域林業の振興」を目的として、旧喜連川町の林業経営者により設立されました。当時は約40名の会員がいましたが、高齢化や後継者不足、木材価格の低迷による林業離れなどから、現在は20名になっています。・・・
3.近年の活動状況
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(1)林業技術の研墳
 後継者の育成や林業技術の向上を目的として、毎年独自の育林コンクールを開催し、各会員同士で間伐や枝打の実践方法の協議・検討を行っています。・・・
(2)地域製材業者との交流促進
 住宅建築様式の変化に伴い、木材に求められる機能も大きく変化していることから、素材生産者側においても、直接の消費者である製材業者との交流を深める必要があると考え、地域の大手製材業者との意見交換・視察研修を実施しています。・・・
(3)学校環境緑化の推進
 地域の学校環境緑化を推進し、緑と自然を大切にする子供の育成に寄与するため、広葉樹苗木の提供及び植栽作業等の指導、樹木の手入れなど、5年程前から各学校側と連携を図りながら、緑化推進に協力してきました。・・・
(4)林業体験教室の開催
・・・平成14年度からは、市や地区の緑化推進委員会等と連携しながら、木会の活動として、地域の小学校を対象とした林業体験教室を開催しています。最初のモデル実施校は、前述のさくら市立穂積小学校で、隣接する会員の所有林を会場として、子供たちに森林の適正な管理の必要性を説明し、下刈・枝打・間伐などの保育作業を体験させ・・・・・
ファイル名 サイズ 更新日時
林研2006_061_065.pdf 121 KB 2008/10/09 15:55:40