林業研究グループの活動事例情報

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表題 かみ林業研究クラブ(平成18年度 林野庁長官賞)兵庫県
出典 林業グループ活動・研究事例集(平成18年度)/全国林業研究グループ連絡協議会刊/2007年6月/P21-25
執筆 かみ林業研究クラブ 兵庫県多可郡多可町加美区
本文から 1.地域の概況
 多可町加美区は兵庫県の中央部に位置し、総面積8,406haで、南北18.5㎞、東西7.0kmと南北に細長く中国山地の山あいに位置しています。・・・年平均気温13.5でと比較的温暖で、年間降水量1,924mmと県下では降雨の多い地域となっています。
2.林業の概要
 多可町加美区の森林は、総面積8,406haのうち、森林面積7,133ha、林野率84.9%を占めていて、そのすべてが民有林となっています。また、民有林のうち、人工林が5,376ha、人工林率75.4%となっています。人工林の樹種別割合はスギが26.6%、ヒノキが72.7%、その他アカマツ等が0.7%となっています。・・・戦後の造林地も多いため、要間伐林分が森林全体の約52%を占めています。・・・
3.グループの状況と主な活動
・・・発足当時の会員数は26名でしたが、会員の高齢化に伴い、現在の会員は16名となっています。クラブの活動は、発足当時優良材の生産を目標に、会員の山において間伐、枝打ち、作業道の開設を行い、地域林業の推進役としての役割を果たしてきました。
 具体的な活動としては、優良材生産を目標にした林業技術の向上を図るために、会員の山林を使って、町、森林組合を通じて、広く一般の森林所有者に対しても育林技術研修会等を実施してきました。
 平成14年度には会員全体の森林を対象とする森林施業計画を作成し、森林整備地域活動支援交付金を活用して、森林の現況調査、境界確定、歩道の開設等を実施しました。
 それ以前は、造林補助金の交付申請は森林組合が代理申請していましたが、施業計画作成主体となって、現在は直接補助金申請をしています。
 平成17年度までの事業実績は除間伐12.15ha、枝打ち31.38ha、作業道697mとなっています。補助金申請に必要な図面は携帯型GPS測量器(モバイルマッパージョブ)を使用して、事業地の周囲測量を行い、データをパソコンに入力して作図しています。この携帯型GPS測量器は作業道の踏査の時に使用したり、立木の位置情報の把握にも利用することができます。
 毎年の行事として林業視察研修を開催し、新たな林業技術の習得にも努めています。・・・・・
ファイル名 サイズ 更新日時
林研2006_021_025.pdf 403 KB 2008/10/09 14:26:25