林業研究グループの活動事例情報

詳細表示

表題 智頭林業研究会(平成18年度 農林水産大臣賞)鳥取県
出典 林業グループ活動・研究事例集(平成18年度)/全国林業研究グループ連絡協議会刊/2007年6月/P2-6
執筆 智頭林業研究会 鳥取県八頭郡智頭町
本文から 1.はじめに
 ・・・・・智頭町では350年前から積極的な植林がなされ、吉野林業をモデルとした長伐期・大経木・優良(無節)材生産を目指した施業が行われ今日に至っている。県庁所在地の鳥取市まで30kmと近く、林業後継者は”サラリーマン”として生活することが主流となり、戦後の植林分も手入れが遅れ、伐採量より蓄積量が多い過密林分となっている。・・・・・
2.素材生産システムの改革と地域林業の振興を目指して
 智頭町の民有林17,214ha のうち、杉8,659ha(50%)、桧4,631ha(27%)あり、80年生以上の林分は杉1,140ha、桧285haである。戦後植林されて収入間伐が可能な40 ~50 年生の林分は杉2,955ha、桧1,391haあり、蓄積量は増加したが、架線集材が主体の搬出体制では昨今の構造変化についていけず、悪戦苦闘しているのが現状である。
 智頭地方では、以前から山元立木価格が高い事情もあって95%以上の林家が刻印、テープまきによる立木売りをしてきた。素材業者は林内作業車→ユニック付トラック→既設林道による集材・搬出であり、林内路網開設は2~3の個別林家を除き、ほとんど行われてこなかった。・・・・・
3.大橋慶三郎氏公開講座の開催
 智頭町では以前からある架線集材から現代の林業経営に必要不可欠な車輌系建設機械による高密路網集材体制への移行が遅れており、林業関係者の根本的な意識改革が必要であり、大橋慶三郎氏を招き作業連開設講座を持つことにした。・・・・・
4.共有林における女性オペレータ作業道開設
 ・・・・・会員のバックホーを3台導入し、延人数50人で285mの開設を行った。開設に際しては車輌系建設機械の資格を8名が取得し、女性4名による作業道開設コースを設け90mの作業道を開設した。女性オペレータの誕生という大きな実績を残すことができた。・・・・・
5.行政との連携~町育林モデル林作戦~
 ・・・・・平成16年7月、高知県四万十町(旧大正町)の田辺課長を講師に招き、県有林と町有林にて合同研修会を実施、600mの作業道を開設した。広報の成果もあり、徳島県、兵庫県、島根県など県外からも含めて参加者は5日間で延べ350人に上り、・・・・・
ファイル名 サイズ 更新日時
林研2006_002_006.pdf 534 KB 2008/10/01 23:10:00